コーヒーノキ
みなさんが飲むコーヒーって、どのようにできると思いますか?
コーヒーは、アカネ科「コーヒーノキ」の種子です。
コーヒーノキは赤道を中心とした北緯25度~南緯25度のコーヒーベルトとよばれる地域で生産されています。
日本では小笠原諸島や沖縄の一部でのみ生産されているようなので、普段は見かけないですね。
このコーヒーノキは白い花を咲かせた後、楕円形の実をつけます。この実は、完熟するとさくらんぼのように赤くなることから「コーヒーチェリー」と呼ばれます。
コーヒーチェリーの実の中に向かい合わせで入った、2粒の種子がコーヒー豆です。
熟しすぎると片方だけが大きく育ち「ピーベリー」と呼ばれるものになるようです。
種子を取り出した後にキレイにしたものが、コーヒーの「生豆(なままめ)」と呼ばれます。
自家焙煎する人は、この状態でお店から購入することになり、この生豆を焙煎すると、私たちが見慣れたあの茶色のコーヒー豆になります。
【ひとこと】
コーヒーの生豆は独特のニオイがあります。