ライソン コーヒー焙煎機 RT-01(LITHON ホームロースター)
先日(と言っても随分前ですが…)購入した、「ライソン RT-01」を紹介します。
最初に結果を言いますと、買って大正解でした。
<良かった点>
・焙煎したてのコーヒーが手軽に楽しめる
・ボタン一つで中煎りと深煎りの焙煎を選択できる
・20分で焙煎した豆が出来上がる
・チャフがチャフコンテナに入るので、焙煎後の豆と混ざりにくい
・付属のハケでチャフコンテナからチャフを取り除く程度なので、片付けが楽
・本体に取っ手が付いているので、焙煎した豆の取り出しが楽
・選択している焙煎ボタンが赤く光るので一目でわかる
・上フタがガラスになっているので、焙煎状態が確認しやすい
・掃除ブラシが付属しているので、別途用意しなくて済む
<気を付けたい点>
・焙煎中はニオイが出るので、換気扇の下などで行う方がよい
・連続して焙煎するときは、20分以上間隔をあける必要がある
・一回の焙煎できる生豆の重さは40g~60g
・焙煎直後は上フタが熱くなっているので、すぐに取り出すときは注意が必要
・焙煎終了後に上フタを外すとき、チャフコンテナとくっついている場合があるため、チャフコンテナを抑えながら上フタを外す必要がある
・焙煎終了時にお知らせ機能がないため、自分で時間を確認しておく必要がある
<改善してもらいたい点>
・焙煎後、上フタを外すときにチャフコンテナと少しくっつくためスムーズに取れないときがある
・焙煎終了後にアラームなどのお知らせ機能が欲しい
・電源コードが取り外しできないので、電源コードのために少し余裕のある収納が必要になる
・浅煎りもできるようにしてもらいたい(途中で止めれば浅煎りもできますが…)
<スペック>(メーカーホームページより引用)
製品名 | ホームロースター RT-01 |
製品コード | KLRT-001B |
定格電圧 | AC100V |
定格周波数 | 50/60Hz |
消費電力 | 1150W |
温度ヒューズ | 216℃ |
焙煎可能量 | 約40~60g(1回あたり) |
連続使用時間 | 20分 |
使用環境温度 | 0℃~35℃ |
本体サイズ | 約W20.8×D17.5×H24.6cm |
本体重量 | 約1.4kg |
電源コード | 約1m |
付属品 | 掃除ブラシ、計量スプーン |
材質 | •本体:PP、SUS430 •フタ:ガラス、SUS430 •チャフコンテナ: SUS430 、PET+30%GF、PP •フィルター:SUS304 •ローストコンテナ:アルミニウム |
<正面>
本体、チャフコンテナ、上フタを装着した状態。
焙煎する際は、この状態で焙煎を行います。
<上フタとチャフコンテナ>
上フタとチャフコンテナは分離できます。
上フタはガラスになっており、焙煎中に状態を確認できますので、徐々にできる焙煎の過程を見て楽しむことができます。
チャフコンテナは深さが約3cmあります。最大60gの生豆が焙煎できますが、この深さがあればいっぱいになることはないと思います。
<上から見た本体の中>
本体の中は深さが約10cmあります。60gの生豆を入れても、底から1/3程度までに収まります。焙煎上限の量は守りましょう。
<本体の中(ズーム)>
本体の下部には写真のような凹凸があります。この凹凸で豆を攪拌(かくはん)したり、チャフを取り除いたりしていると思われます。(使用後で少し汚れていますね^^;)
<底面>
本体の底面には型番や定格電圧や消費電力、問い合わせ先電話番号が印刷された紙が貼ってあります。
また4か所にゴムが付いた足があります。焙煎中は振動がありますが、ゴム付きの足があるおかげで台から滑ることなく安定しています。
<ボタン>
コンセントにプラグを差し込むと電源が入ります。
電源ボタンを押下すると、OFF⇔ONが切り替わり、電源がONの時にはDARKとMEDIのボタンが青色で点滅します。
DARK(深煎り)ボタンかMEDI(中煎り)ボタンを押下すると焙煎が開始されますが、押下したボタンは焙煎が終了するまで赤色で点灯します。
<焙煎中>
わかりにくい写真ですが、焙煎中の状態です。
豆が本体の中で回りながら、チャフが剥がされ、焙煎が行われています。
DARK(深煎り)、MEDI(中煎り)ともに焙煎時間は20分です。
大体ですが、開始から13分~15分程度するとハゼが始まりますので、焙煎をスタートさせる前には喚起の良いところ(換気扇の下など)で行う事をお勧めします。
私は焙煎のニオイが好きなのでわざと換気扇を回すなどは行いませんが、思った以上にニオイます。
<焙煎終了後>
焙煎終了後に上フタを取った状態です。焙煎はMEDI(中煎り)です。
今回の豆はあまりチャフが出なかったので、少々驚きましたが、DARK(深煎り)の場合や豆によってチャフの量は変化しますので、それぞれ焙煎する豆によって確認してください。
チャフコンテナの取っ手をもって、掃除ブラシでチャフを落とします。
間違っても本体の中や焙煎後の豆を入れる入れ物に入らないように気を付けてください。
<焙煎前後の豆>
同じ豆(コロンビア クレオパトラ)を40g使って、MEDI(中煎り)とDARK(深煎り)で焙煎を行ってみました。
焙煎前の豆は40gにしました。
MEDI(中煎り)で焙煎するとアーモンドの皮のような色合いになりました。
重さは33.6gなので6.4g(16%)が目減りしました。焙煎すると重さが約20%減ると言われていますが、それよりも少ないですね。中煎りだからかもしれませんし、生豆の状態によっても変化すると思いますので、参考程度にしてください。
DARK(深煎り)で焙煎すると黒光りした豆に変身しました。
重さは31.5gなので8.5g(21.25%)が目減りしています。
MEDI(中煎り)とDARK(深煎り)の焙煎後の豆を比較してみました。
思ったよりMEDI(左)が薄く見えますが、DARK(右)が濃いので薄く見えるだけかもしれませんね。
初めてコーヒー焙煎機を購入しました。本当に買って良かったです。
焙煎を身近に感じることができますし、外で自家焙煎のためにザルを一生懸命振る必要もありません。簡単に焙煎した豆ができるので、オリジナルブレンドにも手軽に挑戦できます。
またライソンはカスタマーサポートも好感が持てます。
実は一度、焙煎後に上フタを外そうとした際に、上フタの取っ手が取れてしまったことがあります。上フタと取っ手をつなぐ棒状のものが折れた事が原因でした。
このことでライソンのカスタマーサポートへ連絡を取ったところ、とても親切に対応していただき、代わりの上フタをすぐに送っていただきました。
ちょっとした事ですが、気持ちよく対応いただくと、次に何かを購入しようとするときも安心できますし、他のメーカーと比較するときに”えこひいき”してしまいます。。。
最後は焙煎機の紹介から外れてしまいましたね。 スミマセン m(_ _)m
コーヒーの自家焙煎を始めようと思っている人がいましたら、参考にしてもらえると嬉しいです。
【ひとこと】
コーヒー好きが増えると、なぜか嬉しくなります!