ハンドピック
ハンドピックを行いますが、最初は少しでもオカシイ豆だと思ったらピックしてください。
なぜオカシイと思ったものと、凄くざっくり表現にしたのか。
それは目で確かめるということに慣れるためです。
自家焙煎しようと思った人は、必ず一度はすでに焙煎された豆を見たことがあると思います。
あの形になりそうだと思ったものを残していけば良いと思っています。
とは言え、最初は「どれがそれなの?」って思いますよね。
コレだけは絶対に外す豆はコレになります。
・割れた豆
・虫食い穴のある豆
・丸まっている豆
・黒すぎる豆
・小さすぎる豆
・豆じゃない物体(枝や小石)
だいたい全体の10%程度(もっと少ない時もあります)はピックする事になると思います。
またじっくり確認するので時間もかかります。
時間がかかるので目も疲れます。
だけど、いいんです。
一杯の幸せを求めて、その途中にある作業です。
楽しみながら作業しましょう。
ハンドピックは必ず行いますが、人によっては豆を洗う人もいます。
豆を洗うと表面の薄皮(チャフ)が剥がれ、焙煎時にコレが大量に出ることがなくなり、バーナーの周りがあまり汚れない、というメリットがあります。
水洗い後は水気をしっかりと切り、キッチンペーパーなどで余計な水分をとり、15分以内に焙煎を開始することをお勧めします。
時間が経過すると豆が水分を含み、おいしいコーヒー豆にならないことがあります。
私は水洗い後に時間をかけすぎてしまい、美味しくないコーヒーにしてしまった事がありますので、みなさんもお気をつけください。
【ひとこと】
手順の意味を考えながら、納得しつつ作業を行いましょう。